劇団『彗』第6回公演
『グー・グー』

作・演出:澤田公宏

2003年10月11日・12日・13日
御浪町ホール


【CAST】 【STAFF】
佐藤マサル
弁護士田中
キバヤシ
ケン
浜崎みか子
船員
小林光
名知晃代
澤田公宏
松井宏文
松岡美紀
玉井秀典
舞台監督
照明

音響


舞台美術

衣装・小道具

制作
堤敏之
井元美緒
堤敏之
水野祐子
高橋利明
高橋靖明
小山明日香
近藤文拓
谷藤名美子
名知晃代
谷藤名美子
水野祐子
澤田公宏


■STORY

港に停泊中の船に集まってきたのは、お互いに顔も知らない5人。
不可解な案内状を手にしている事以外、共通点を見出せずにいた。
どこへ向かうのかも解からないまま、船は出港した…。

この船に乗り込んだ理由も様々。
もちろん職業も、生い立ちも様々。
お互いに腹の中を探りあいながら、この船が向かう先を必死に想像しようとする5人。
「この偶然は、まさか…!シンクロニティー!!!」
「ええええーーーーーーーっ???」
シンクロニティーが何なのか解かっていなくても、それが地球滅亡を引き起こすとすら言われた某SF漫画よろしく、話に何の確証も得ないまま、とりとめもなく妄想は膨れ上がって行くのだった。


■COMMENT

妄想暴走活劇。
本来はそうなる予定で書き始めた。
それまでの澤田の作品は、完全に澤田の頭の中だけで出来上がったものだったが、この作品は劇団で脚本委員会を組織し、大まかな骨子だけは多人数で決めていった。
劇団としての取り組みという意味では、実に良い企画だったのだが、初めてのこういった取り組みでそうそうパッと決まるものでもなく、まとまりのない話のメモを頼りに書き上げられていった記憶がある。

劇団初の取り組みとしては、初の4回ステージ(金曜・土曜昼・土曜夜・日曜)も大きなチャレンジとなった。

いろんな意味で実験的な要素を多分に含んだ作品だった。


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